プチブル印象・ロマンティック |
先週の授業で、日劇の流行とプチブルの形成について考えましたが、私はその二つの関係が因果関係(cause and effect)でなく、中国人の物質的な追求が溢れて来たと同時に日劇で描写された生活に手が届くように思われただけだと思います。
同じようにプチブル生活スタイルと関係あるものは、ブログ、村上春樹の小説、コーヒー、ジャズ、ワイン、カクテル、三時のおやつなど。おしゃれなものだけなのではないかと思いました。このようなプチブル生活は、物質だけに注目し、ゆとり生活を目指していますが、心からの満足ができるのでしょうか。今の中国は経済が速く発展していると同時に、金でなんでも買えるという考え方が氾濫しているのに対し、人々は精神的に満足していません。特に若者世代の人々は社会への責任感が少なくなりつつあるので、他人を助ける行動からの満足感を得られないでしょう。日劇の影響を見ると、ドラマやテレビ番組の選択に気をつけ、もっと若者世代に社会への責任感を宣伝した方がいいのではないだろうかと思います。